良い保育、仕事のできる保育士ってなんだろう?

こんにちは。
保育・子育てアドバイザー上野里江です。

保育現場で子どもたちの育ちを支える保育士さん
みんな子どものために、子どものことを考えて

より良い保育を目指して日々頑張っていると思います。

 

でも、そもそも『良い保育』って、どんな保育?
『仕事のできる保育士』って、どんな保育士?

『良い』とされている基準が良く見えなかったり
人によって捉え方が違うことで、コミュニケーションが
上手くいかない、ということもあるかもしれないなぁ、と
感じています。

そこで『良い保育』とは?『良い保育士』とは?
ちょっと考えてみたいと思います。

 

保育現場は時間との戦い!という感じの部分もあって
食事、着替え、午睡は特に子どもたちの意思とか思いに関わらず

時間で進められていることもありますよね。

そんな時、食べるのが遅い子や寝ない子などに対して
どんな感情を持ちますか~?

「もう。早く食べてよ!」

「今は寝る時間!寝ない子は遊べないよ」

なんてセリフ…

あっ、私もつい口にしていたかもしれません。

 

でもなぜ
そんなことばが出てしまうのか?ってよくよく考えると
時間内に進められないのは、保育士としての自分がダメ!という
評価をしているからかも?と思います。

 

それは園の風土だったり、先輩からの教えだったり

時間内に手際よく子どもたちを動かせるのが良い保育士…
子どもたちが皆同じように活動できるのが良い保育…

そんな価値観がいつのまにか刷り込まれているのかも。

しかし、本当にそれが良いものなのでしょうか?

 

『良い保育』『良い保育士』というのは
誰にとってでしょうか?

 

私は「子どもにとってどうなのか?」が大事だと
思っています。

 

目の前の子どもは、今どんな気持ち?
何を思いながら、食事をしている?

そんなことをくみ取って
寄り添って受け止める

子どもを尊重することが主体性や自己肯定感を育む

そう思うのです。

 

集団としてまとめることを優先する保育には
子どもによっては我慢を強いられることが
あるかもしれません。

その子のために…という良かれと思ってやっていること
でも、子どもにとってはどうなのでしょう?

 

ひとりひとりの違いや思いを汲んでいたら
まとまらないこともあるかもしれません。

が、『より良い保育』というのは
子どもひとりひとりに丁寧に寄り添っていくこと
ではないでしょうか?

 

大人にとって、ではなく
子どもにとってどうなのか?を考えることから

『より良い保育』の在り方が見えてくるのでは?

そんなことに思いを巡らせています。

あなたは、どう思いますか?

 

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