『0歳児保育』大切なのは愛着関係をつくること
こんにちは。
スマイリーアイ 上野里江です。
感染症対策で大変な毎日が続いている今ですが
保育現場では、新入園児で迎えた0歳児の保育も2か月が経つ頃ですね。
いかがですか?子どもたちは慣れてきましたか~?
0歳児にとって、初めての環境やママと離れることの不安や寂しさって、
そう簡単には無くならないもの。
朝の受け入れで大泣きするのは、不安を泣くことで表現している順調な発達過程だと思います。
泣くのは当たり前…でも…
そう分かっていても担任の立場になると、このままでいいのかなぁ?と不安になることもありますよね。
ずっとひとりの子を抱いていると、他の保育者の目が気になったり
他の子どもたちのことが気になったり…
私も新人の頃「もう、お願いだから泣き止んで~」と、泣きたくなることが多々ありました。
今振り返ると、私の気持ち(もう泣き止んで~!)が
泣いている子どもに伝わっていたのかもしれない…だから、なかなか泣き止まなかったのかも?!
そう思います。
子どもの気持ちを受け止めることの大切さを学び
ことばではなく、感情のやりとりがコミュニケーションだ!と実感した今
0歳児保育で一番大切なことは
この保育者には安心して感情を出せる、この保育者がいるから安全だ、と
子どもが感じることのできる関係『愛着関係』をつくることだと思います。
不安や寂しさで泣くことは、子どもにとって大事な感情表現だから…
「泣きたいよね」「寂しいよね」と、気持ちをことばにしながら受け止めて
落ち着くまで抱っこして寄り添っていくと、そこには安心感が生まれます。
すると、安心感に包まれた子どもは
泣くことはなくなり笑顔で担任に抱っこを求めるようになっていくのです。
0歳児の子どもたちは、ことばでのやりとりは出来ないけれど
保育者のことばがけや表情から、ちゃんと感情を読みとっているので…
こちらが心から「大丈夫だよ」と受け止めていくと
子どもは自分のことを分かってくれる「この人が好き!」
そんな愛着を持つようになりますよ~。
慣れるまで時間はかかるかもしれませんが…
温かい笑顔で子どもの全部を受け止めてあげてくださいね!